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生まれてくるこどものための医療(生殖・周産期)に関わる「生命倫理について審議・監理・運営する公的プラットフォーム」についての公開討論会

優生政策の拡大に要注意!

産婦人科学会が開催予定の以下の公開討論会についてはご存知かと思いますが、この公開討論会自体が非常に問題の大きなものであると思います。
どうか内容を見ていただきたいと思います。

生まれてくるこどものための医療(生殖・周産期)に関わる「生命倫理について審議・監理・運営する公的プラットフォーム」についての公開討論会-“できる”ことはすべてやっていいのか?“ダメ”だとすれば誰が止めるべきなのか?- 開催案内(第2報)

:公開配信用URLならびに事前資料掲載のお知らせ
https://www.jsog.or.jp/modules/committee/index.php?content_id=296


ダウン症などに対する染色体過剰症に対する遺伝子検査を用いた出生前検査はきちんとした国民的な論議もなく、都合の良い意見を述べる学者らを集めた「NIPT等の出生前検査に関する専門委員会」などの都合の良い段取りを作り、国民的な論議も国会での論議もなしで、「全妊婦に対する出生前検査の周知徹底」を本年度予算ですでに実施中です。

この優生政策には全国の都道府県も組み込まれており、今日も母子手帳を受けにきた妊婦にパンフレットが渡され、お腹の子どもの異常や病気を強く意識させ、さらにホームページを通じて検査中絶に誘導しています。
この手法を客観的に見れば明らかに「不安商法」で使われるものです。また、不安をもたせた上で、「自主的に」検査や中絶に向かわせる行為はカルト教団が用いてきたマインドコントロールの手法そのもので非常に危険です。

この様により多くの妊婦に出生前検査を受けさせるという長年の野望が一定の成功を見せている一方で、この優生政策に対する政治的、国民的な関心は極めて薄く、非難の声はほとんど顕在化していません。国民が皆、ゆでガエル状態という表現がふさわしい危険な社会状況であると思います。

彼らはこの機会に乗じて、さらなる野望である、より広範な障がいや難病関連遺伝子をターゲットにした広範囲な遺伝子検査を進めたいという意思表示を表明しています。それが、以下の「公開討論会」です。この内容は人間のプライバシーや人権に強く係わる事柄で、本来であれば国会で徹底論議し、国民的な論議にしていかねばならないか、もしくは論議せずという選択もあり得る非常にデリケートな人権問題です。

産婦人科学会は少なくとも以下の対象を例示していますが、今後明らかになる疾病関連遺伝子なども組み込んでいく予定だと今回の討論会の資料に載せています。無制限な優生政策を展開したいという意思です。
3つ載せていますが、無制限に対象が拡大できる「3」がとても危険だと思われます。これは「優生政策推進」を考える討論会です。本来であれば障がい者団体やダウン症など親の会で開催して、優生政策に釘を刺す討論会が選考されるべきですが、自民党政府主導で行われている状況も非常に危険ではないでしょうか。

1. 妊娠期がん(乳がん患者等)
2. 死後生殖(松山事件(最高裁 平成18年9月4日判決(民集60巻7号2563頁)
3. (これから次々明らかになるであろう)遺伝性がんや原因不明疾患の原因遺伝子に対するPGT-M(着床前遺伝学的検査)

「生まれてくるこどものための医療(生殖・周産期)に関わる「生命倫理について審議・監理・運営する公的プラットフォーム」についての公開討論会-“できる”ことはすべてやっていいのか?“ダメ”だとすれば誰が止めるべきなのか?- 開催案内(第2報):公開配信用URLならびに事前資料掲載のお知らせ」

などとタイトルについては一件、中立の立場の討論会の様になっておりますが、企画立案コーディネーターは日本産婦人科医学会で、事前資料を見てもらえれば、自民党がこの施策を進めたいということも明確です。

染色体過剰に対する全妊婦への拡大と中絶の推進の進め方を見ると、国民が論議の緒に就くひまも無く、厚労省と結託して優生政策の拡大を進めていく筋書きが描かれていると思われます。

この優生政策に直結する論議が恣意的な誘導で行われた場合、彼らは国民的論議を行ったなどと既成事実化して、必要な閣議決定を行い、具体化を進めるのだろうと思います。染色体過剰に対する全妊婦への拡大と中絶の推進の進め方を見ると、国民が論議の緒に就く日まもなく厚労省と結託して優生政策の拡大を進めていく筋書きが描かれていると思われます。

この会議の開催自体も問題であると指摘していただければと思います。
「人にはやっていいこととやってはいけないことがあると思います。」
(DSIJ事務局長)

日本産婦人科医会のHPより原文をご覧ください。
以下は参考までに引用しておきます。


<公開討論会の概要>

1)日時:2023年4 月2日(日)13:00~16:30
2)開催方式:オンライン開催(事前の申し込みは不要です)
公開配信用URL:https://sites.net-convention.com/for/public_platform_view
収録動画配信用URL:後日ご案内いたします
3)プログラム
4)事前資料


 

 

生まれてくるこどものための医療(生殖・周産期)に関わる「生命倫理について審議・監理・運営する公的プラットフォーム」についての公開討論会」への2件のフィードバック

  • かつてのナチス・ドイツも障害者を見つけてガスなどで皆殺しにするT4作戦を進める時に、その是非を国民的論議の遡上に上げる事はしなかった。
     現在の日本の自民党政府と日本産婦人科学会は堂々と「障害と病気の遺伝子診断による選別排除の是非を問う」公開討論会を開く異様さです。これから明らかになる対象遺伝子も含まれると明記されている。これにはLGBTの背景にあるかもしれない遺伝子も含まれるのだろう。https://www.kyosaren.or.jp/zenkoku-jimukyoku/7797/

    返信
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