【最新情報】ハイディ・クロウターさんとマリー・リア・ウィルソンさんは、自分たちの訴訟を欧州人権裁判所に持ち込む予定であると発表
🙆イギリスで障害を理由に中絶を合法化した、日本語で言う「胎児条項」が人権侵害であると訴えてきたハイジ・クロータさんらの活動団体「Don’t screen us out 私達を選別しないでください」の事務局長から連絡があったので公開します。
DSIJは長年に渡りこの組織と連絡を取り合い、昨年のローマでの生命倫理国際会議でのプレレゼンでも紹介しました。地道な協同が不可欠ですね。
🔴親愛なる友人、
皆さんにお伝えしたい嬉しいニュースがあります。
ハイディ・クロウターさんとマリー・リア・ウィルソンさんは、自分たちの訴訟を欧州人権裁判所に持ち込む予定であると発表した。
彼らの訴えが認められれば、欧州人権裁判所(ECHR)は英国の現行の障害者中絶法が人権侵害であると判断する可能性があり、これは英国に影響を及ぼすだけでなく、欧州評議会の加盟国46カ国すべてに法的先例となる可能性がある。
両国の総人口は7億人を超えます。
ハイジはデイリー・エクスプレス紙に素晴らしい意見記事を寄稿し、その中で自身の歩みや、なぜこの訴訟を欧州人権裁判所まで持ち込むのかについて語っています。
https://www.express.co.uk/comment/expresscomment/1773495/ダウン症候群の赤ちゃんの法律-UK-dont-screen-us-out
この事件に関する詳しい情報が記載されている会のプレスリリースへのリンクも下記に貼っておきます。
https://dontscreenusout.org/press-release-woman-with-downs-syndrome-to-take-case-against-uk-govt-over-discriminatory-abortion-law-to-european-court-of-human-rights/
ご存知のとおり、この事件が欧州人権裁判所に持ち込まれたことには多くのメディアの関心が集まっています。このメールの下部に、その報道の一部へのリンクを貼っておきます。
今後この件が進展するにつれ、私はあなた方に最新情報をお伝えし、裁判所がこの件を審理することに同意したかどうかをハイディとマリーが聞き次第、あなたに知らせます。
どうもありがとう、
リン・マレー
(私たちを排除しないでください)
最近のメディア報道の一部:
https://www.bbc.com/news/uk-england-coventry-warwickshire-65639350
https://www.forbes.com/sites/katherinehignett/2023/05/19/uk-disability-abortion-campaign-heads-to-european-court/
https://www.medscape.co.uk/viewarticle/uk-could-face-human-rights-case-over-abortion-law-2023a1000ani
https://www.msn.com/en-gb/health/familyhealth/northern-ireland-abortion-woman-with-downs-syndrome-heidi-crowter-of-dont-screen-us-out-campaign-takes-disability-discrimination-case-to-european-court-of-human-rights/ar-AA1bmYch
https://www.newsletter.co.uk/news/politics/northern-ireland-abortion-woman-with-downs-syndrome-heidi-crowter-of-dont-screen-us-out-campaign-takes-disability-discrimination-case-to-european-court-of-human-rights-4148795
【必見】この活動についてのメディア報道のYoutube をまとめたサイト
