「私は生まれてこなかった方がよかったのでしょうか?」と、ダウン症を持つ18歳のインフルエンサー兼活動家が問いかける(イギリス)。
ミリー・アンナ・プレロガーさんとリシ・スナック首相(2022年当時)の面会
「私は生まれてこなかった方がよかったのでしょうか?」と、18歳のインフルエンサー兼活動家が問いかける。
ある10代の少女は、ダウン症の人々を差別しているとして、中絶法の改正を求めて闘っている。
ウィンザー出身のインフルエンサー、ミリー・アンナ・プレロガーさん(18歳)は、ダウン症の赤ちゃんが出生前でも中絶できることを知り、「衝撃を受け」、「憤慨した」という。
バークシャー・ライブによると、イギリスの法律では、妊娠24週まで中絶が認められている。しかし、ダウン症、口蓋裂、内反足などの障害の兆候がある赤ちゃんの場合は、出生前でも中絶が合法となっている。
こうした現状を踏まえ、ミリーさんは議員や一般市民に問いかける。「わたしが生まれてこなかった方がよかったと思いますか?」
これは、ミリー氏が10月24日に新首相に任命された直後、リシ・スナック首相と会った際にまさに伝えた言葉です。ミリー氏のような活動家たちは、ダウン症と診断された赤ちゃんを持つ妊婦への対応手順や言葉遣いを国会議員に改訂するよう求めています。
ミリー氏はまた、中絶法の改正も求めています。
彼女はこう語った。「最初はショックを受け、それから、現在の中絶法が私のような人々を差別していることに憤りを感じました。これは否定的な固定観念を強め、私の命の価値と尊厳を疑わせるものです。控訴審の裁判官には、中絶法第1条(1)(d)を廃止し、障害のある胎児も他のすべての胎児と同じように扱われるよう求めます。」
「「あなたは私をダウン症だと決めつけることはできない。」キャンペーンを立ち上げたPositive About Down Syndromeの支援を受け、ミリーはこれらの法律への意識向上に取り組んでいます。
ミリーは、「ダウン症の人は幸せで生産的で充実した人生を送ることができない」という誤解が一般的にあると言いますが、キャンペーン活動を通して、それが真実ではないことを証明したいと考えています。
(Nov 6, 2022のニュース記事です。https://www.express.co.uk/life-style/health/1692344/Down-s-Syndrome-abortion-law-change )