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米国:生殖医療に関するカトリック医師(国際情報)

DSIJは特定の宗教的活動組織ではありませんが、人間の生命の尊厳と人権を大事にする活動には共同します。
カトリックの医療専門家最大の団体であるカトリック医師会(CMA)の最新情報について紹介します。



米国:生殖医療に関するカトリック医師
CMA、トランプ政権に再生医療の推進を要請
2025年2月21日

カトリックの医療専門家最大の団体であるカトリック医師会(CMA)は、トランプ政権に対し、体外 受精の推進 を再考し、夫婦不妊症の代替として医学的に健全で道徳的にも倫理的な方法である 生殖補助医療(RRM)を採用するよう求めている。RRM は体外受精よりもはるかに優れた成功実績も持っている。

CMAは、医療政策委員会の委員長であるティム・ミレア博士を通じて、以下の声明を発表しました。

トランプ大統領の体外受精の支援と推進に関する大統領令は、医学的にも倫理的にも重大な懸念を引き起こしています。これらの方法の使用により、多くの新しい人間の命が生み出されますが、 その命の大部分は凍結されるか廃棄されることになります。生命は受胎から始まり、すべての人間の命は尊重され、生きる権利があるという認識を正しく持つならば、体外受精のような介入は受け入れられません。

体外受精で受精し、生き、成長することを許された命も含め、すべての命は貴重でユニークです。悲しいことに、医療現場で失われる命に比べれば、そのような命はごくわずかです。

カトリック医師会は、不妊症に対処するため、より倫理的で効果的な対策を推進するようトランプ政権に求めている。体外受精とは対照的に、 生殖補助医療 (RRM)は不妊症の原因とその対処法を徹底的に評価する。NaPro テクノロジー、 FEMM、 NeoFertilityなどのRRM法は、体外受精に比べてリスクと費用を抑えながら、一貫して妊娠成功率を高めている。RRMのような人道的で効果的な選択肢があれば、ホワイトハウスはすべてのアメリカ人に生命の尊重を推進するという決意を示すことができる。


詳しくはオリジナルのHPをお読みください。
https://www.fiamc.org/regional-news/region-5-north-america/usa-catholic-doctors-on-reproductive-medicine/

(DSIJ事務局)

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