中絶優生政策生命倫理資料

ハンセン病政策と優生政策の結合

ハンセン病政策と優生政策の結合

現在進行系のダウン症に対する選別排除の施策とハンセン病の歴史を重ね合わせて読み込んでいただけると問題点がわかりやすいと思われます。厚労省の資料です。

https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/hansen/kanren/dl/4a19.pdf

以下の目次は本資料の内容を知っていただくために引用しました。

目次
第七 ハンセン病政策と優生政策の結合 ・・・・・・・ 191頁

第 1 ハンセン病患者に対する断種の適用 ・・・・・・・ 191 頁
一 男女の隔離
二 男女隔離の失敗
三 患者子孫の出生防止

第 2 結婚を媒介とした療養所運営 ・・・・・・・ 192 頁
一 「家族舎」の提案
二 療養所長からの意見聴取
三 療養所の経費節約
四 「善行」競争
五 情夫関係

第 3 断種の根拠 ・・・・・・・ 195 頁
一 優生学・優生思想
二 曖昧な優生断種の適用原則
三 「癩」は遺伝ではないが境遇は遺伝的
四 国の見解

第 4 ハンセン病患者に対する断種の実践 ・・・・・・・ 198 頁
一 断種による健康被害
二 国民優生保護法制定の参考事例

第 5 断種の合法化に向けた動き ・・・・・・・ 200 頁
一 断種の公認
二 任意性の強調

第 6 ハンセン病患者を対象とした断種合法化の失敗 ・・・・・・・ 201 頁
一 優生法制定問題の浮上
二 「癩患者」への断種を法に追加する動き

第 7 優生保護法によるハンセン病患者を対象とした断種の合法化
・・・・・・・ 203 頁
一 優生保護法案の提出
二 ハンセン病患者とその配偶者への断種の明記
三 ハンセン病患者等への断種の理由
第 8 断種の真相 ・・・・・・・ 205 頁
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現在進められている染色体差別の問題と上記の歴史を重層していただければ、今の優生政策がいかに不条理で違法なものかわかるでしょう。(DSIJ 事務局)

 

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