国家の優生政策の危険性を明確に語る藤井克徳さんのご意見
歴史的な優生政策、日本の優生政策に詳しい藤井克徳さんのご意見をしっかり読んで下さい。全盲の不自由さをお持ちの方ですが頭のキレる素晴らしい方です。
NHKの番組を解説した読み物ですが、ナチスドイツのT4作戦やアウシュビッツのジェノサイド、ハンセン病にまつわる日本の差別政策についてもわかりやすく網羅されています。
この問題が難しいとか、わからないなどと言う方もいますが、努力して読み学ばなければならない重要事項だと思われます。以下のわかりやすい資料は必ず読んで下さい。
優生思想と向き合う 戦時ドイツと現代の日本(1) 繰り返される命の選別https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/404/
優生思想と向き合う 戦時ドイツと現代の日本(2) 内なる差別と向き合うhttps://www.nhk.or.jp/heart-net/article/405/
知らなかったでは済まされません。
学んでいきましょう。
私たち日本障害者協議会がめざす方向は明確です。それは、大きく二つに集約できます。一つは、あらゆる分野で、障害のある人とない人が平等になることです。あたりまえのような「平等」ですが、現実はまだまだ遠大なテーマと言わざるを得ません。「私たち抜きに私たちのことを決めないで」の実質化がもう一つです。「客体から主体へ」が叫ばれて久しいですが、残念ながらこちらの方もまだまだ緒に就いたばかりです。
真の平等と当事者参加の実質化に向けて、私たちは二つの方法を大切にしています。「政策提言」と「運動」です。政策提言は、国会や政府に対するイエローカードと言っていいでしょう。そして、モットーとしている「運動は裏切らない」を引き続き大事にしていきます。引き続き、市民のみなさんの応援をお願いします。 (ふじい かつのり)
*上記コメントと写真は日本障害者協議会のHPより引用
https://www.jdnet.gr.jp/guide/yakuin/member/fujii.html
(DSIJ事務局長)
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