人権優生政策出生前診断生命倫理社会学論文

障害児の出生前診断の現状と問題点 水谷ら(文献紹介)

血清マーカー検査が導入されたころには、このタイトルのような論文や考察がかなり社会に提示されましたが、より診断感度が高いNIPTの登場に伴って、問題提起や論議は低調となりました。
この原因には厚労省と日本医学会が優生政策の推進に舵を切った事があると思います。
2000年代の問題提起をする論文や記事を読むと現在でも全く変わっていない未解決の問題が残されていることに気づくでしょう。人権を保障する憲法を有する我が国において、問題の解明をすることなく優生政策を進めるなど論外です。どうか、この文献を一読していただくことをおすすめします。(DSIJ事務局)
立教大学リポジトリーに原著があります。PDFをダウンロードできます。

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