優生保護法に関わる学習会の案内 (茨障研)
全障研茨城支部の船橋秀彦先生よりのお知らせを転載します。
このメールは、全国の障害問題関係者、特に人権問題に関わる方に、BCCで送付しています。
(DSIJ事務局ではこの情報は非常に重要でタイムリーなものと考えて皆様に広くご連絡することにしました。)
優生裁判での熊本地裁の判決で、除斥期間の適用を制限し国に賠償命令を求めました。良かったです。
さて、全障研で優生保護法の検証に関わって、次の二つの学習会が企画されています。
興味などありましたら、ぜひご参加ください。
1 3月18日~19日の発達保障研究集会です。
・優生裁判の仙台原告の佐藤由美さんの義理のお姉さんとの対談をします。
・自由研究で、京都の事例の一部を報告します。
申し込み締め切りは、3月13日です。参加費がかかります
次の URL よりお申し込みできます。
2 4月1日 京都の優生手術の実態(資料の制約で1948年から1958年まで)を報告します。
全障研京都支部の主催です。全障研会員は無料、一般の方は参加費がかかります。
申し込みは、下記からしてください。
https://forms.gle/aLFedqZTuP1EzL4i8
追伸
・神奈川県と京都府に関する優生保護法の具体化過程をまとめました。茨障研のホームページにアップしています。良かったらご覧ください。ただし、100頁を越えていますので、印刷には気を付けて下さい。
茨障研HP http://ibashouken.web.fc2.com/home.html
京都府(直接見る、全127頁)http://kareido-on-web.la.coocan.jp/ibashouken/yusei_kyoto.pdf
神奈川(直接見る、174頁)http://kareido-on-web.la.coocan.jp/ibashouken/yusei_kanagawa.pdf
コメント:この情報をご紹介するページを作成中に、現在政府が進めているダウン症などに対する出生前検査を全妊婦に周知させる政策」が単に障害児関連の問題というだけではなく、「障害児の中絶は優生手術」そのものであるあることにも気が付きました。中絶は生命軽視ですから良いものではずもありませんが、避けがたい場合や犯罪がらみで生じる緊急避難的な中絶手術とは少し違っているのかと思います。
(文責:DSIJ事務局長 百溪英一)